広尾ガーデンヒルズは、日本のヴィンテージマンションを代表する超高級なマンション群です。築年数が30年以上経っていますが、いまだに価値が上がっていて、売りに出されることが少ないことでも有名です。そのため購入したくてもなかなか手に入れられないことがさらなる価値を生み、一向に人気に陰りは見られません。
この記事では、広尾ガーデンヒルズがヴィンテージマンションのトップとして君臨している理由について探っていきます。また広尾ガーデンヒルズの5つの各ヒルや広尾の子育て情報を紹介します。
日本のヴィンテージマンションの代表格「広尾ガーデンヒルズ」
過去に販売されたマンションの中でも、「高級な物件」として有名なマンションはたくさんあります。その中でもいくつかの条件を満たし、何十年も経っても値が下がらない、それどころかむしろ値上がりするようなマンションは「ヴィンテージマンション」と呼ばれ、広尾ガーデンヒルズはその最高峰と言えます。
ヴィンテージマンションとは?
ヴィンテージマンションとは、築年数が経つにも関わらず価値が上昇していくマンションのことを言います。一般的なマンションは建物の経年劣化があるため、当然時間と共に価値が下がって行きます。しかし建物が経年劣化していくにも関わらず、価値が上昇していくマンションがあるのです。
広尾ガーデンヒルズは、日本のヴィンテージマンションの中でも特に有名なマンションですが、なぜ広尾ガーデンヒルズはヴィンテージマンションの代表格として君臨するようになったのでしょうか。
広尾ガーデンヒルズが日本を代表するヴィンテージマンションとなった理由
ヴィンテージマンションとなるための明確な条件や定義はありません。しかし多くのヴィンテージマンションには共通していることがあります。それは以下の3つです。
・立地が良い(駅近・周辺がどんどん開発されていくなど)
・デザインや設計が時代を経ても古さを感じさせない
・管理体制がしっかりしている
この3つがそろっているて年数と共に価格が上昇しているマンションは「ヴィンテージマンション」と呼ばれるようになります。
広尾ガーデンヒルズの人気は、この3つの条件以外にも緑あふれる自然や敷地面積の広さ、巨大なコミュニティ、建物内にクリニックや高級スーパーなどがあり、小さな街を形成していることなどがあげられるでしょう。また、広尾ガーデンヒルズは規模感が非常に大きいことも他のマンションにはない魅力です。
広尾ガーデンヒルズがヴィンテージマンションとなった理由はさまざまありますが、以上のような理由が高級ヴィンテージマンションに押し上げた要因と考えられます。広尾ガーデンヒルズ内には5つのヒルがありますが、この記事ではその中から「イーストヒル」「センターヒル」の二つをご紹介します。
広尾ガーデンヒルズ:イーストヒルの特徴と魅力
ここでは広尾ガーデンヒルズの5つヒルからイーストヒルの特徴と魅力を簡単に紹介します。
・竣工 1983年8月から1984年9月
・A棟、B棟、C棟
・全227戸
イーストヒルは5つのヒルの中で最初につくられており、広尾駅から最も近く徒歩6分。竣工から一番時間が経っているとはいえ、煉瓦色とガラスを多く使っているヨーロピアンスタイルは、今でも全く古さを感じさせません。販売時に「200倍以上」という最高の抽選倍率を記録したのは、このイーストヒルと言われています。
徒歩6分という駅からの近さに加えて、実際のヨーロッパの人気都市からインスピレーションを得てつくられた建物や緑あふれる街並み、さらには高層階からは有栖川記念公園が見える眺望などが人気のポイントです。
広尾ガーデンヒルズ:センターヒルの特徴と魅力
センターヒルは名前の通り5つのヒルの中心に位置しており、最も売りに出されることがない人気のヒルとなっています。
・竣工 1985年1月
・G棟、H棟
・全162戸
センターヒルは「センター」という名前から分かるように、約6.6haにも及ぶ広大な敷地にガーデンヒルズの中心部に位置します。また、1階部分にスーパーやクリニック、ATMなどの設備が整っていて、ショップも2015年の夏にリニューアルを終えたばかりで、広尾ガーデンヒルズ内でも最も生活がしやすい環境です。だからこそ、サウスヒルと並んで広尾ガーデンヒルズの中では人気の高いヒルとなっています。
・広尾の保育園情報
「広尾」というエリアは、教育面からもとても人気があります。大使館があることから外国人の子どもも多く、広尾の街を歩けば3割くらいの子どもが外国人といっても良いでしょう。
そのため、公園や街並みもゆったりとしていてとても子育てしやすい環境です。この記事では、子育てには欠かせない広尾周辺の保育園をご紹介します。
・広尾保育園
都営広尾五丁目アパートに併設されている広尾保育園は、このアパートに守られるように敷地内にあります。そのため目の前を走る大きな外苑西通りの騒音も全く聞こえず、都会の喧騒からかけ離れた静かな場所で、子供を預ける親としてはとても安心な環境です。
また園の教育方針として「異年齢交流」を盛んに行い全体的に「大きな兄弟姉妹」のような保育を行っています。
保育目標
・丈夫なからだをつくる
・豊かなこころ
・元気に友だちと遊べる子ども
・本村保育園
本村保育園は、麻布子ども中高生プラザという建物内にあります。大きな施設で、しっかりとした耐震構造となっているので災害時には安心できるのが特徴です。また有栖川記念公園の近くにあるため度々お散歩で訪れ、自然とともに成長できる素晴らしい環境です。
保育園の概要・目標
・自分の家にいるときのように安心して過ごすことができるところ
・一人一人の個性が大切にされ、必要な援助が得られるところ
・自分から主体的に遊べる環境が整っているところ
・ちとせ保育園
ちとせ保育園は、住宅街の中にひっそりとたたずむこじんまりとした保育園です。閑静な住宅街の中で静かな環境が整っているのが魅力でしょう。また2017年に開園したばかりの保育園で新しく綺麗な施設です。ここは広尾駅から徒歩圏内ではありますが、渋谷区になるため港区在住者は入園することができません。
保育園の方針
様々な経験を通して、心も身体も健やかに育ち、チャレンジ精神旺盛な、自律性と思いやりのある子どもになってほしい
幼稚園や保育園、さらには大使館の子供たちを対象とした英語のプリスクールも数多く存在しているところが「子育てしやすい街」として人気を集めています。