広尾ガーデンヒルズは、日本でも屈指の高級ヴィンテージマンションで、全1,181戸からなる巨大なマンションでもあります。築30年以上が経過しているにも関わらず、値段が高騰し続けているのが特徴です。
この記事では、人気の広尾ガーデンヒルズの基本情報と一番最初に建てられたイーストヒルに絞った情報も紹介します。
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広尾ガーデンヒルズの基本情報
広尾ガーデンヒルズは、独自のコンセプトを持った5つのヒルからなる巨大なマンション群です。全15棟、全1,181戸から成る広尾ガーデンヒルズは、販売当時から人気が高く(平均倍率は約40倍、最高倍率は209倍！)建築から30年経った現在でも価格は下がるどころかむしろ上昇している、日本を代表するヴィンテージマンションです。
新築時の分譲価格は、8000万円から4,9億円で、76〜127万円/㎡くらいで販売されていました。しかし現在の価格を見てみると、1億円以下で売られているものは1つもなく、安くても1.3億円です。
また広尾ガーデンヒルズは全15棟という戸数の多さだけでなく、敷地内には巨大な緑道や広場などもあり、都心にいながら自然を感じられる住環境が最大の魅力です。広尾ガーデンヒルズの広さは70,000㎡と巨大な面積を誇っていて、これは東京ドーム1.5個分に匹敵する広さです。
広尾ガーデンヒルズは、緑の多さや周辺の教育環境の充実からファミリー向けの部屋が多いイメージですが、1LDKなどのひとり向けやカップル向けの間取りもあります。1LDK〜4LDKの部屋が中心で、家族の人数によって色々と選べるのも魅力です。
広尾ガーデンヒルズ：イーストヒルの特徴と歴史
この記事では、広尾ガーデンヒルズの中でも「イーストヒル」に絞って特徴を紹介していきます。イーストヒルは広尾ガーデンヒルズの中でも東に位置していて、広尾駅からもっとも近いために人気のヒルです。
イーストヒルは、1983年8月から1984年9月に竣工されたヒルで、5つあるヒルの中で一番最初にできました。最も古いとは家言え、多くの緑があふれた特徴的なヨーロッパスタイルの建物デザインと街並みは、数十年を経過した今も全く古さを感じさせることはありません。
煉瓦色の外装とガラス窓の光の反射、ヒル自体を囲む自然豊かな緑がイーストヒルの美しさを作り出しています。この優美な見た目と中世ヨーロッパのような雰囲気は、「最高級ヴィンテージマンション」という名にふさわしいと言えるでしょう。
・A棟、B棟、C棟
・全227戸
緑豊かなガーデンヒルズと周辺の公園
広尾ガーデンヒルズのある広尾周辺は、元々都心とは思えないほど非常に緑が多いエリアです。これは大使館が多く外国人もたくさん住んでいることとも関係があります。外国人が多いためにお店のつくりやcafeなどもゆったりしていて、外国の食材を扱うお店もたくさん。
広尾の人気の一つはこの、都会にいながらヨーロッパの街並みや自然を感じられるような異国情緒あふれる街並み。そこに利便性や広尾ならではの様々なお店や外国スーパーなどが立ち並ぶことから、日本屈指の「最高峰ヴィンテージマンション」として長らく君臨しているのです。
美しい緑道
近年の高級マンションといえばタワーマンションが一般的でしょう。しかし広尾ガーデンヒルズが建てられた1980年代は、自然と融合した、その街の在り方までも変えてしまうようなマンションこそが「高級マンション」という名にふさわしいものでした。
そのため広尾ガーデンヒルズには、大都会の中心にいることさえ忘れてしまうような多くの自然に囲まれています。広尾ガーデンヒルズの中心を通っているのはけやき並木の道で、広尾ガーデンヒルズの緑を象徴する道です。
また5つのヒルの中でも最も駅から遠いノースヒルは、緑が非常に多いヒルということでとても人気です。ノースヒルは広尾北公園直結しているため子育て環境としても最高で、他のヒルにはない魅力があります。
・周辺の公園情報
広尾ガーデンヒルズの周辺には多くの公園がありますが、有名なのは東京を代表する屈指の面積を誇る「有栖川記念公園」で、日本庭園を模した池が美しい場所です。
・有栖川記念公園
港区を代表する屈指の公園として知られる有栖川記念公園は、かつて有栖川宮の御用地として造られました。有栖川記念公園の魅力は、起伏に富んだ地形と日本庭園を模した池と、その周辺を彩る四季折々に咲き乱れる様々な植物です。
園内には東京都立中央図書館や有栖川宮熾仁親王銅像があります。
・笄公園
笄公園（こうがいこうえん）と読む珍しい名前の公園は、この地域が笄町という地名だったことに由来しています。笄公園は広尾にありながら、アスレチックが充実した子ども向けの公園です。
様々な遊具がある上にさらに敷地面積が広くて走り回るのには最適な公園とも言えるでしょう。夕方ごろは多くの外国人の親子でにぎわっています。さすが広尾の風景ですね。
・広尾公園（通称：じゃぶじゃぶ公園）
広尾公園は夏になると子どもが水浴びできる水場があるために、「じゃぶじゃぶ公園」という別名が付けられました。このじゃぶじゃぶ公園は駅に近いにも関わらず、アスレチックや子供向けのロッククライミング、滑り台にブランコなど、子供が体を使って思い切り遊ぶのに最適な公園です。
広尾商店街のすぐ近くという立地や砂場には柵がしてある安全性などから、広尾在住のママたちの憩いの場ともなっています。
・広尾周辺の避難場所とハザードマップ
最後に広尾周辺の避難場所とハザードマップを紹介しておきます。
渋谷区避難場所マップ→https://www.city.shibuya.tokyo.jp/anzen/bosai/hinan/basyo.html
港区防災地図→https://www.city.minato.tokyo.jp/bousai/bosai-anzen/bosai/daishinsai/documents/bosaimap_2017j.pdf
渋谷区ハザードマップ→https://www.city.shibuya.tokyo.jp/assets/com/000040688.pdf
港区ハザードマップ→https://www.city.minato.tokyo.jp/bousai/hazard_map/documents/jamap.pdf