広尾周辺にある個性豊かな大使館5つ vol.2~広尾駅東側エリア・ヨーロッパ編~

広尾駅の東側エリアには、有栖川宮記念公園という自然豊かな大きな公園があり、その周辺には各国の大使館が集まっています。

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広尾駅の西側エリアにも大使館はありますが、こちらの東側エリアの方がもっとたくさんあります。このエリアには「駐日欧州連合代表部」という、EUの代表部があります。

EUというと、最近イギリスが離脱するということで長らくニュースになっていますが、Europe Union、つまりヨーロッパの国々が集まり経済などをお互いに助け合う組織です。

この「駐日欧州連合代表部」という建物があるだけあり、この辺りにはヨーロッパの国の大使館が多く立ち並んでいます。広尾周辺で見かける外国人は、ヨーロッパ系の人が多いのは、こういった理由が関係あるのでしょうね。

それでは今回は、広尾駅東側エリアの「ヨーロッパ」の国に焦点を当てて、5つの大使館をご紹介したいと思います。

広尾にある「ドイツ連邦共和国大使館」

 vol2ドイツ大使館

広尾駅から歩いてすぐの距離に「National Azabu Supermarket」という、外国の商品をたくさん取り扱う異国情緒あふれる有名なスーパーマーケットがあります。

もちろん日本の商品も売っているのですが、外国の食材が非常に豊富です。

またプライスカードも英語でドーンと書かれ、日本語は小さく添えられていて、外国人の利用客の多さを物語っています。

ここから目と鼻の先にあるのが「ドイツ連邦共和国大使館」。2m位の塀に周囲を囲われた、ガラスを基調とした立派な建物です。

なんだかすぐに入れてしまいそうな大使館もある中、ドイツ連邦共和国大使館は、塀の上にも鉄の棒が周囲に張り巡らされ、入り口も厳重です。

しかし庭には桜が植えてあるなど、目の前に広がる有栖川宮記念公園の自然ともマッチして、落ち着いた景色も見られます。

広尾にある「駐日ノルウェー王国大使館」

vol2ノルウェー大使館

先程ご紹介した「ドイツ連邦共和国大使館」と同様に「駐日ノルウェー王国大使館」も有栖川宮記念公園の近くにあります。

真っ白な塀と、真っ白な建物が特徴的です。門だけを見ると「外国の学校かな?」と思えるような造りです。

また、一般の人は滅多に見ることができませんが、大使館のホールの入り口にはプールがあります。職員が泳ぐのか、大使館利用者のノルウェー人が泳ぐのかは分かりませんが、広尾の真ん中にプールがあるなんて、とても豪華ですね。

駐日ノルウェー王国大使館は閑静な高級住宅街の中にあるのですが、その中に昔からの住宅も点々としているので「ハイソな雰囲気」と「古き良き雰囲気」の両方を楽しめます。

このように広尾はセレブな街でありつつ、庶民的な雰囲気も残る街並みとなっています。

 広尾にある「駐日スイス大使館」

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こちらの「駐日スイス大使館」は、先ほどご紹介した「駐日ノルウェー王国大使館」の向かいにあります。

同じヨーロッパの大使館ですが「駐日ノルウェー王国大使館」のさわやかな白のイメージとは異なり「駐日スイス大使館」は、きりっとした茶色い洗練された印象の建物です。

なんだかスイスの国民性を表しているような印象を持ちます。
(※スイス国民は、堅実・勤勉だと言われています。)

 大使館によっては入り口に門があり警備員が居て、構えているような雰囲気の場所もありますが、駐日スイス大使館はそのようなことはなく、目の前で写真を撮っていく人も多い、自由な雰囲気です。

広尾にある「駐日フィンランド大使館」

 vol2フィンランド大使館

「駐日フィンランド大使館」も有栖川宮記念公園の近くにありますが、先ほどご紹介した「駐日ノルウェー王国大使館」や「駐日スイス大使館」とは公園を挟んだ逆方向にあります。

ここは小学校や幼稚園などもある閑静な住宅街です。白くて大きな、普通の小学校程の広さがある建物は、瓦を使った塀で周囲をぐるりと囲っています。

門構えだけを見ると外国の雰囲気が漂っていますが、建物や庭の様子をみると、日本の景色に溶け込んでいます。

そんな日本とフィンランドの共通点ですが、意外だったものが「家の中で靴を脱ぐ」こと。

④広尾周辺にある個性豊かな大使館5つ vol2

欧米では、家の中で靴を脱がないと思われがちですが、フィンランドのように靴を脱ぐ国もあるのです。

また、フィンランドでは電車は時刻通りに来るそうなので、日本人にとっては結構住みやすい国と言えるかもしれません。

 広尾にある「駐日フランス大使館」

 vol2フランス大使館

有栖川宮記念公園から、明治通りの方面に歩いていくと、とても洗練された近代的な建物が見えてきます。

それが「駐日フランス大使館」です。スタイリッシュなデザイナーズオフィスのような印象です。

決して大きくもなく「国旗ドーン!」というような、いかにも大使館というアピールもありません。しかし、他の大使館とはまた違った雰囲気なので、一見の価値ありです。

近くには芸能人御用達の高級イタリアン「アッピア」があったり、アメリカ軍関係者と一緒でないと入れない「ニュー山王ホテル」という三ッ星ホテルがあり、広尾のハイソな雰囲気を楽しむこともできます。

まとめ
今回の記事では、広尾駅東側エリアにあるヨーロッパの個性豊かな大使館を5つご紹介させていただきました。

この5つの大使館を巡ると良い運動にもなりますし、広尾が外国文化とうまく共存している街であることも肌で感じることができると思います。

セレブな街でもあり、人情味がある街でもあり、異文化も感じ取れる他にはない街が「広尾」。大使館という異国文化を味わいながら、ぜひ広尾の魅力を確認してみてくださいね。

 

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