アジアコラム
COLUMN
マレーシア・クアラルンプール随一の繁華街「ブキッ・ビンタン」
マレーシアを代表する娯楽エリア、ブキッ・ビンタン。大型ショッピングモール、カフェやレストラン、マッサージ店、日系のお店など幅広いお店が軒を連ねており、街は朝から晩まで活気づいている地域です。
本記事では、魅力あふれるブキッ・ビンタンの特徴やおすすめスポットなどを詳しく紹介します。
大型商業施設や飲食店などが集まる商業中心地です。人の流れは朝夕ともに絶えることがなく、非常に栄えています。若者向けの庶民的なブランドから大人や富裕層向けの高級ブランドまで集結しており、必要なものは何でも買い揃えることができるほど様々な店舗が出店しています。日本人に馴染みのある日系店も数多くありますよ。
このエリアでは現在、全体敷地面積約78,500㎡の大規模街づくり「BBCCプロジェクト（ブキッ・ビンタンシティセンタープロジェクト）」が進行しています。
プロジェクトの中心的存在となる日系商業施設「三井ショッピングパークららぽーとBBCC」が2022年に開業しており、ニトリやノジマなど約400店舗が順次オープンしていく予定となっています。他にもオフィス、住宅、ホテルなどが敷地内に構成されており、今後エリア内の人口は増え、唯一無二のランドマークとして賑わうことが期待されています。
交通インフラ面においては、高架鉄道LRTやクアラルンプール市内を繋ぐモノレールのハン・トゥア駅に直結しているほか、地下鉄MRTのムルデカ駅や近隣施設に繋がる歩行者用ブリッジも整備。施設の地下駐車場に直結する3つの自動車用トンネルがあり、高速道路出入口も近いため、車移動でも快適な造りとなっています。電車、車、徒歩などあらゆる移動手段に配慮されており、高い交通利便性にも注目が集まっています。
BBCC（ブキッ・ビンタンシティセンター）エリアだけでなく、他にも多くの面でブキッ・ビンタンの交通アクセスは優れています。
ブキッ・ビンタンを代表する巨大ショッピングモール「パビリオン」には、クアラルンプール最大のビジネス街KLCC（クアラルンプール シティ センター）までを繋ぐエアコン付き室内歩道橋があります。各所に警備員も配備されており、移動時の治安面も安心です。
KLモノレールや地下鉄MRTが通っているブキッ・ビンタン駅は、クアラルンプール市内の電車移動に役立ちます。交通の中心地で飛行機の搭乗手続きもできるKLセントラル駅までは、KLモノレールで5駅とアクセスは非常に良好。地下鉄MRTも3駅先のムズィウム・ネガラ駅がKLセントラル駅と直結しており、簡単にアクセスできます。このKLセントラル駅は、2026年にはシンガポールと約90分で繋がる新幹線が開通される予定となっています。
KLモノレールの下には、ブキッ・ビンタンの中心を通っている「スルタン・イスマイル通り」があります。この大通りは高速道路に繋がっており各方面への車移動も快適です。
ブキッ・ビンタンには、屋台がずらりと並ぶ「アロー通り」や、マレーシア最大の室内遊園地が入っている「ベルジャヤ・タイムズ・スクエア」など、おすすめスポットが沢山あります。その中でも今回は、お買い物に便利な人気ショッピングスポットに焦点を当ててご紹介します。
ブキッ・ビンタンで最も規模が大きく人気の高い巨大ショッピングモールです。入り口前の大きな噴水は夜になるときれいにライトアップされたり、センターコートのロビーでは各民族の節句ごとに飾り付けされたりと、とても華やかなモールです。
店内には、国内外の有名高級ブランドやローカルブランド、マレーシアや各国料理のレストラン、映画館など450店舗以上が入っています。6階の「東京ストリート」には日本で馴染みのある料理やお菓子、雑貨などが揃っており、日本人をはじめ多くの外国人や地元の人々に人気があります。
ブキッ・ビンタン駅前にある老舗ショッピングセンターです。老舗といえども店内はリニューアルが繰り返されており、H&MやZARAなど手頃な価格のお店も多く若者を中心に賑わいを見せています。
日系店が数多く入っており、日本人に馴染みのある商品や食材が豊富に揃っている特徴もあります。海外版ドンキホーテ「ドンドンドンキ（DON DON DONKI）」や日本の老舗百貨店「伊勢丹 The Japan Store」などの人気店が入っているほか、牛丼やお寿司などの日本食レストランも多数出店しています。
5つ星ホテル「JWマリオットホテル」と「ザ・リッツ・カールトン」に隣接している、非常にデザイン性のあるラグジュアリーなショッピングセンターです。ハイレベルなショップのみが軒を連ねており、店内には高級感あふれる優雅な空間が広がっています。
高級ファッションや高級腕時計、宝飾品など、世界的に有名なブランド店が一通り揃っており、上品質なスパやエステ施設も充実しています。世界各国の一流レストランなども楽しむことができ、地元の富裕層の人気を集めています。
ブキッ・ビンタン駅に直結した大型ショッピングモールで、ローカルブランドを中心に約800もの店舗が入っています。他のショッピングモールのようなきらびやかさはありませんが、店内全体的にローカル色が強く、日常の買い物利用におすすめです。
日用品、衣類、生鮮食材や飲食店、書店、電化製品、子供のおもちゃなど、生活に必要なものは一通り揃っています。ここならではのユニークな服やマニアックな雑貨が多い特徴もあり、他の商業施設とはまた違った楽しみ方ができます。
クアラルンプール内で最も賑わっている繁華街ブキッ・ビンタンは、観光地としてだけでなく生活をする上でも非常におすすめの地域です。複数の大型商業施設があり日系店も多いため、日常に必要なお買い物や食生活にはまず困らないでしょう。また、ブキッ・ビンタンは日本でいう銀座や六本木のような地域で、地価が下がりにくく、移住先としてだけでなく投資先としても有望なエリアとなっています。
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