アジアコラム
COLUMN
マレーシアの首都「クアラルンプール」で日本人に人気のエリア4選
多民族国家、温暖な気温、自然災害の少なさなど、数々の魅力があるマレーシア。特に首都クアラルンプールはめざましく発展しており、日本と比べて生活物価は安く日系店も多いので、日本人にとって暮らしやすい国のひとつにもなっています。
本記事では、首都クアラルンプールの中でも特に日本人に人気のあるエリアを4つに厳選して紹介します。
クアラルンプールの玄関口であり交通機関の中心駅でもあるKLセントラル駅とは、KLモノレールと地下鉄MRTで繋がっています。どちらも乗車時間は10分弱で、アクセスの良いエリアです。
クアラルンプール随一の繁華街で観光地としても人気ですが、生活する上での利便性も高く多くの日本人が住んでいます。ショップやレストランなどの商業地域となっているため、都会的な生活を送ることが可能です。
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エリアの特徴
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商業施設が最も多いエリアです。ブキッ・ビンタンを代表する巨大なショッピングモール「パビリオン」には、高級ブランドからローカルブランドまで500店舗ほどの幅広いショップが集結しています。日本をテーマにした商店街エリアもあり、馴染みのあるDAISO(ダイソー)や無印良品などが出店しています。スーパーやフードコートも充実しているので、ファミリーでの利用にもおすすめです。
ブキッ・ビンタン駅直結のショッピングモール「ロット10（Lot10）」には、H&MやZARAなどの手頃な価格のファッションやドンキホーテ、アジアフードコートなどが入っている一方で、地下から4階までの一角には日本の代表的な百貨店である伊勢丹も入っています。高品質な日本製品や日本食レストランが提供されているほか、日本文化を紹介するようなイベントも定期的に開催されています。
2022年にはニトリやノジマなども入る「三井ららぽーとブキッ・ビンタンシティセンター」がオープン。他にも約800店舗が並ぶ比較的リーズナブルな「スンガイワンプラザ」や夜間に開かれる屋台街など、お買い物の際に選択できるスポットが多いので日常のショッピングに困ることはないでしょう。
ブキッ・ビンタンと同様に観光地としても人気ですが、オフィスが集結している中心地でもあります。マレーシアのシンボルとして有名な「ペトロナスツインタワー」やその周辺には外資系企業のオフィスが多数集まっており、日本人を含む多くの外国人が暮らしています。
ブキッ・ビンタンのショッピングモール「パビリオン」からクラナ・ジャヤ線KLCC駅まではエアコン付きの歩道橋で繋がっており、歩いて10分弱の距離にあります。
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エリアの特徴
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ペトロナスツインタワー周辺には、オフィスビルの他にショッピングモールや公園なども隣接しており、住環境としても魅力があるエリアです。
300店舗以上の複合ショッピングモール「スリアKLCC」は、ペトロナスツインタワーの下層階や地下と繋がっています。全フロアの一角を占める伊勢丹や、紀伊國屋書店、ユニクロや無印良品など日系企業も多く入っており、日本料理店や食材も充実しています。
「スリアKLCC」に隣接しているKLCC公園は、東京ドーム約4個分の敷地内に緑豊かな自然が広がっており、ジョギングコースや散歩道、沢山の子供用遊具、休憩スポットなどがあり様々な楽しみ方ができます。夜に行われる幻想的な噴水ショーも人気です。また「スリアKLCC」から徒歩5分ほどのところにはKLCC水族館もあります。子供が楽しめるスポットが多いので、子供連れでも安心して過ごせるエリアです。
クアラルンプール中心地からは車で約20分の辺りに位置するエリアです。外国人居住者用に開発された高級住宅地で、日本人や韓国人などの外国人駐在員が多く住んでいます。
公共交通機関が通っていない地区ですが、商業施設や病院、学校など生活に必要な施設がエリア内に揃っており、移動にはタクシーが利用できます。KLセントラル駅までは車で約15～30分、ブキッ・ビンタンまでは車で約15～20分で、中心部へのアクセスは比較的良好です。
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エリアの特徴
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エリア内にはショッピングモールや飲食店、病院や美容院、学習塾など、生活に必要な施設が集まっており、日本人を対象としたサービスも充実しています。
日本人に人気のあるショッピングセンター「163 Retail Park（163リテールパーク）」は日本料理や日本食材が豊富で、イオン系列の薬局やトイザらス、スケート場なども幅広く提供しています。「1 Mont Kiara（ワンモントキアラ）」という商業施設には日本食材やレストランのほかに、日本語対応のクリニックや英語教室、家電などのお店も入っています。
教育施設も充実しています。日本の公文式、学研教室、駿台海外校などのような施設があったり、日本人学校や多くのインターナショナルスクールのスクールバスの通学ルートになっていたりします。そのため、子供のいる外国人家族にとっては非常に暮らしやすいエリアと言えるでしょう。
クアラルンプール中心地からは13kmほど離れており、公共交通機関がほとんど通っておらず、移動は車かタクシーとなります。それでも、日本人が多く住む人気エリアのひとつです。
エリア内にはショッピングモール、病院、インター校、公園などが揃っており、マレーシアで唯一のペットフレンドリーエリアとなっています。また、高速道路があるため他エリアへの移動は難しくありません。KLセントラル駅へは車で約30分、モントキアラまでは車で15分程度です。
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エリアの特徴
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このエリアでは犬を飼うことが可能です。ドッグランや犬もお散歩可能な公園、犬用品が豊富なペットショップなど、犬と暮らせる環境が整っています。また、歩道と道路が分かれているという特徴もあります。
ショッピングエリアは主に「ザウォーターフロント」と「プラザアルカディア」の2つです。どちらもスーパーやドラッグストア、ペット同伴OKな飲食店などが入っています。「ザウォーターフロント」は周囲に大きな池や遊歩道があったり、「プラザアルカディア」は習い事に活用できる店が充実していたりと、それぞれ違った魅力があります。
エリア内にある病院「パークシティメディカルセンター」は日本語対応が可能なほか、時間外診療にも対応しています。インターナショナルスクールはひとつですが、人気のある「The International School」を利用できます。
首都クアラルンプールの中でも、電車や地下鉄などの公共交通機関が多く通っている中心部や、緑が多く閑静な居住地など、特徴は様々です。公共交通機関が少ないエリアでは車移動がメインとなるので、渋滞事情なども考慮しておくと良いでしょう。
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