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フィリピン第3の経済都市「オルティガス」ってどんな街?

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フィリピン第3の経済都市「オルティガス」ってどんな街?

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オルティガスはマンダルヨン市、パシッグ市、ケソン市にまたがるエリアで、ビジネスや金融の中心地のひとつです。活気あるオフィス街ですが、緑やショッピング施設、コンドミニアムも多く、恵まれた住環境が広がっている一面もあります。

本記事では、利便性の高いオルティガスエリアについて詳しく紹介いたします。

オルティガス地区とは?

マニラ首都圏の主要商業地区のひとつで、マカティ市、ボニファシオ・グローバルシティ(BGC)に次ぐ第3の経済発展都市といわれています。近代的なオフィスビルが立ち並び、一流外資系企業や人気のショッピングモールの数々、教育施設、テレビ局なども集まっています。

フィリピン経済の発展を支える代表的産業であるBPO産業の中心地でもあり、今後はBPO産業の需要に伴って住宅需要も高まると予想されているエリアです。

オルティガスの交通アクセス

オルティガスからボニファシオ・グローバルシティ(BGC)への移動は、2021年にそれぞれを結ぶ「カラヤン橋」が正式に開通したことにより、非常に快適になりました。それまでは厳しい交通渋滞により車で1時間前後かかっていましたが、現在の移動時間は12分程度に短縮されています。また、オルティガスにも駅のあるマニラMRTがマカティなどの主要ビジネス街を繋いでおり、マニラ首都圏への移動も良好です。

さらに、フィリピンでは2027年までに全線開通予定の「マニラ首都圏地下鉄プロジェクト」が進められていますが、全17駅のうち2つはオルティガスエリア内にあります。マニラ首都圏内の主要な2路線からアクセスが可能となり、オルティガスエリアの経済は一層活性化していくと期待されています。

オルティガスはBPO産業の中心地

オルティガスは、フィリピンの一大産業であるBPO産業(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)が最も発展しているエリアです。世界的に有名な大手企業や金融機関などのBPO事業の外資系オフィスが数多く集中しています。BPO産業は時差に関係なく世界各国から受注していることもあり、24時間、人の流れが絶えないオフィス街となっています。

BPO産業とは、顧客企業の業務の一部を請け負う業務委託全般を指します。中でもフィリピンの一番の強みはコールセンターやヘルプデスクのようなボイスサービス系の分野で産業全体の約7割を占めており、委託元の大半は米国企業です。

≪発展し続けるBPO産業の背景≫

フィリピンは公用語のひとつに英語があります。フィリピンと同じくBPO産業が発展してきた歴史を持つインドも英語を話しますが、イギリスの植民地だったことによりインドはイギリス訛りの英語です。フィリピンにとって訛りのない英語力は強い武器となっており、今では外資系コールセンターの数は世界でトップレベルです。

また、コストパフォーマンスの高さも要因の一つ。フィリピンの人口は安定して増加傾向にあり、非常に多くの就労者が誕生している反面、その受け皿が足りておらず人件費が安価な状況です。今後もフィリピン人口の増加継続が予測されており、人件費が当面上がらないという安心感から世界の多くの企業が着目しています。

オルティガス地区にあるショッピングモールの数々
SMメガモール

MRTオルティガス駅から徒歩約2分のところに位置する巨大なショッピングモール。新館として「メガ・ファッション・ホール」もオープンしたことでフィリピン国内最大級モールとなりました。敷地面積は世界のショッピングモール床面積の上位にランクインするほど広く、あらゆるショッピング施設が集結しています。地元客だけでなく観光客なども多く訪れ、非常に沢山の人で日々賑わっています。

スーパーや百貨店、ファッション、ホームセンター、家具、楽器、スポーツ用品、美容サロン、多数の飲食店など500以上のショップが入っており、まさに何でも揃うショッピングモールです。おもちゃ屋やゲームセンターもあり、子供も一緒に楽しめます。映画館やスケートリンク、ボーリングなどアミューズメント施設も充実しています。

シャングリラ・プラザ

一流ホテル「シャングリラ・エドサ・プラザホテル」に隣接した高級ショッピングモールで、コーチやバーバリーなどの世界的なブランドショップが集まっています。館内は吹き抜けの造りになっており、おしゃれで開放感のあるデザインです。落ち着いた雰囲気が漂っているので、人混みが苦手な方でもリラックして過ごすことができます。

複数のショッピングモールの中でも、フィリピン国内でここでしか手に入らないようなブランドも多く品揃えが豊富な点も魅力。高級デパート「ルスタン」や映画館も併設しています。アートや文化に触れられるイベントも時折開催されていますよ。SMメガモールからは徒歩5分ほどの位置です。

ロビンソン ガレリア

シャングリラ・プラザと同じく、SMメガモールからは徒歩圏内のショッピングモールです。SMメガモールのような広さはないものの、大きなスーパーや多彩なファッションブランドはもちろんのこと、家電、家具、スポーツ用品など幅広く揃っています。こちらのモールも比較的落ち着いた雰囲気があり、日常のショッピングを楽しむのにおすすめです。

お手頃な価格の飲食店や屋台も入っています。2020年にはフィリピン1号店となった「モスバーガー」がオープンしました。日本のペッパーランチやラーメン店も利用できます。オルティガスには広やかなショッピングモールが多い中、こちらは日本のショッピングモール規模に最も近く、日本人も馴染みやすい商業施設です。

オルティガスのおすすめスポット

オルティガスエリアの大通りのひとつである「エメラルドアベニュー」は、週末は歩行者天国となり、ウィークエンドマーケットが開催されています。新鮮な果物や野菜、魚介類のような食材やできたての料理などのショッピングが楽しめます。

またエメラルドアベニュー通り沿いには、「オルティガスパーク」と呼ばれる小さな公園があります。木や芝生などの緑がきれいに整備されており、公園内にはベンチやカフェもあります。オフィス街に隠された憩いの場としてオフィスワーカーに親しまれている公園です。

まとめ

オルティガスは様々なオフィスが集まるビジネス街ですが、エリア内や周辺には生活に役立つ商業施設がいくつもあり、過ごしやすい環境が整っています。マニラMRTや高速道路スカイウェイが利用可能でアクセス面も良好。マカティ市やボニファシオ・グローバルシティ地区など、マニラ首都圏内の移動がしやすいエリアとなっています。

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