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フィリピンの気になる交通事情!おすすめの移動手段は?

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フィリピンの気になる交通事情!おすすめの移動手段は?

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フィリピンと日本では、交通事情が大きく違います。タクシーやバスなど日本と同じ交通機関もありますが、日本とは違うルールだったり沢山の種類があったりするので、慣れていないと戸惑ってしまうかもしれません。

本記事では、フィリピンの交通事情や利用できる交通手段を解説しつつ、注意点や運賃、おすすめの移動手段なども紹介します。

フィリピンの交通事情

経済中心都市であるマニラ首都圏は、交通渋滞の深刻さがアジア諸国の中でもトップクラスという現状があります。平日、特に朝夕のラッシュ時間帯は渋滞が起こりやすいです。また、日本のように歩行者優先の文化はなく、歩行者用信号機もほとんどありません。

一方で、フィリピンの交通手段は多種多様で、日本では見かけないような乗り物も多いです。例えば色んなタイプのタクシーがあったり、様々な乗り合い用の車があったりもします。乗り物の選択肢が多いのは、日本では味わえない楽しみの一つと言えるでしょう。

さらに、交通運賃は日本よりとても安い傾向があります。一般的なメーター制タクシーも日本と比べると利用しやすい価格帯となっています。

フィリピンでの交通手段の種類

ここからは、フィリピンで利用できる交通手段を紹介します。日本で馴染みのある乗り物でも、日本とは交通事情が違う点も多いので要チェックです。それぞれの運賃も参考にしてみてください。なお、日本円レートは2023年3月6日時点のものです。(1ペソ=2.47円)

電車

マニラ首都圏(メトロマニラ)でのみ運行しています。電車の種類はLRT、MRT、PNRの3種類。ビジネス街や観光地として盛んな都市を繋いでおり、多くの人が利用しています。

マニラ首都圏内の広範囲を早く移動できますが、朝や夕方のラッシュ時間は入場規制がかかり、乗車まで1時間近くかかってしまうこともあります。利用する場合は、比較的空いている日中の利用がおすすめです。フィリピンのラッシュ時間帯は朝6~10時と、夕方16~20時です。

フィリピンの電車には時刻表がなく、通常15~20分間隔、ラッシュ時間帯は5分間隔で運行しています。利用者数の多いLRT、MRTの乗車料金については、LRTは15ペソ(約37円)~、MRTは13ペソ(約32円)~です。

バス

フィリピン国内の中距離や長距離の移動に便利な交通手段です。フィリピンでは電車がマニラ首都圏しか走っていないため、通勤や通学、マニラ郊外への移動などに大変便利です。広範囲の移動手段として多くの人が利用しており、様々な種類のバスが走っています。運賃が安く、電車ほど混み合わないメリットがあります。

バスの種類は、停車ポイントが多いノーマルバスや、割高だけど車内環境が良く停車ポイントが少ないP2P、空港行きのシャトルバスUBE Expressなど。沢山のバス会社が運行しており、中にはさらに低価格でエアコンが付いていないバスもあります。エアコン付きのバスは冷房が強く車内が寒いので、上着があると安心です。出発や到着の時刻が曖昧な傾向があるので気をつけましょう。

運賃は、ノーマルバスは12ペソ(約30円)~、P2Pは30ペソ(約74円)~で、距離が遠くなるほど料金は上がります。マニラ首都圏内は渋滞に巻き込まれることも多いですが、料金が渋滞に左右されない点においては、利用しやすい交通手段といえます。

ジプニー

ジプニーとは、アメリカ占領時代に使い古されたジープの荷台に座席を並べて改良された乗り物のこと。どのジプニーも色とりどり、個性的なデザインが塗装されています。

地元民に利用される率の高い交通手段で「庶民の足」と言われています。それぞれ走る路線は決まっていますが、停留所がなく、好きな場所で乗り降りします。20人程度乗れるものが多く、バスのような乗り合いタクシーです。

ジプニーの料金は、初乗りが7ペソ(約17円)で、乗車距離によって料金が加算されます。運転手との運賃のやり取りは遠い席の人から近い席の人へ、バケツリレーのように手渡しで運ぶ特有のスタイルです。比較的運賃が安く、ほぼ24時間利用できるので便利ですが、金銭トラブルが起きやすい面もあるので注意しましょう。

タクシー

フィリピンのタクシーには様々な種類があります。レギュラータクシーは、地元民に最も利用されている一般的なメーター制タクシーです。悪質な運転手によるぼったくり等の心配がささやかれますが、大型ショッピングモールのような場所から利用すればトラブルに遭いにくいですよ。

空港で乗ることができるイエロータクシーはレギュラータクシーよりも良質で安全ですが、その分料金は割高です。クーポンタクシーも空港から市内への移動で利用できるタクシーです。イエロータクシー以上に割高ですが、安全性が最も高く、料金も行き先ごとに決まっている前払い制なので、金銭トラブルがなく初心者でも安心して利用できるでしょう。

悪質なタクシーに当たらないか不安な場合は、UV Expressという乗り合いタクシー(乗り合いバン)もおすすめ。車内が基本的に満員状態になりがちですが、運賃が安く、ぼったくりも発生しません。初乗り運賃は、15ペソ(約37円)~です。

配車アプリ「Grab」

スマホアプリ「Grab」は、アプリを使ってタクシーを呼べる配車サービスです。対応エリア(マニラ、セブなど主要都市)でネット環境があれば、いつでも利用することができます。専属ドライバーは徹底的な身元調査の上で雇われており、Grab利用者による各ドライバーの評価がアプリ内に表示されています。一目でドライバーの評判が確認できて便利です。

事前にアプリ内で目的地を設定するので、運転手に目的地を伝える必要はありません。走行中は今どこを走っているか、車のナンバーやドライバー情報、到着予定時刻などをアプリ内で確認できます。また、家族や友人に現在地を追跡してもらえる機能もあり安心感があります。アプリと支払い方法を紐づけることでキャッシュレス決済にすることも可能、チップも必要ありません。

Grabは空港に専用乗り場があるほど浸透しています。ただ、料金はメーター制タクシーよりも高めで、朝夕のラッシュ時間帯はさらに値上がりします。料金はアプリ内で目的地を設定した時点で事前に確認することができますよ。

トライシクル

バイクの横に人が乗れる荷台が付いた乗り物です。車では通りにくい道を走れたり渋滞回避ができたりする魅力があり、短距離の移動に利用されています。3人用や5人用などがあり、他の客との相乗りになる場合もあります。その際は料金が安くなります。料金は、およそ20ペソ(約49円)~。利用する際は、事前に目的地を伝え、いくらかかるかを交渉するようにしましょう。

トライシクルに似た乗り物で、バイク部分が自転車のペディキャブもあります。料金は10ペソ(約25円)~です。バイクのスピードに不安がある人や歩くには遠いちょっとした距離を利用したい人などにおすすめです。

まとめ

フィリピンには様々な交通手段の選択肢があります。中でも配車アプリ「Grab」は外国人でも利用しやすく、安心感もあるのでおすすめです。電話やチャット機能でドライバーとやりとりできたり料金交渉などの手間が省けたりと、慣れない地でも利用しやすく便利な交通手段ですよ。

フィリピンを訪れた際には、本記事の情報を参考にしつつ、賢く交通手段を選んでみてください。

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