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フィリピンで日本人におすすめのエリアは?生活利便性を徹底調査!

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フィリピンで日本人におすすめのエリアは?生活利便性を徹底調査!

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フィリピンは、暖かい気候や人柄、物価の安さやビザの取りやすさなど、魅力が多く観光先や移住先として人気のある国のひとつです。日本からは飛行機で約4時間、時差も1時間しかなく、東南アジアの中で最も近い国でもあります。

そんなフィリピンの中でも特に日本人におすすめのエリアは「メトロマニラ」と呼ばれるマニラ首都圏です。メトロマニラは政治、経済、教育、交通などの中心地であり、人口の数はフィリピン国内で一番多いです。日本人を含め多くの外国人も滞在しています。本記事では、生活する上でおすすめのマニラ首都圏内エリアを4カ所、それぞれの特徴とあわせて紹介します。

マニラ首都圏内の人気エリアの特徴
マニラ市

・マニラ首都圏の中心都市
メトロマニラの中心に位置する中核都市です。大統領府や中央官庁などが集まっており、政治の中心地ともいえます。街並みには長い歴史であるスペイン統治やアメリカ統治の影響が混ざり合って残り、独特な雰囲気が作り出されています。

「世界三大夕陽」のひとつであるマニラ湾やベイウォーク、リサール公園やキアポ教会など、人気の観光スポットも多い都市です。キアポ教会周辺に広がる商店街では、食料品や飲食店はもちろん、衣類や雑貨など幅広いショッピングが楽しめます。

・国家プロジェクト推進による発展
マニラ湾沿岸の埋め立て地では、約8平方キロメートルにも及ぶ規模で「エンターテインメント・シティ・マニラ」という国家プロジェクトが進められています。マカオやラスベガス級の豪華なカジノ複合リゾート施設の建設を目指すものであり、カジノの他に高級ホテルや高級コンドミニアム、テーマパークや巨大室内プールなど、様々な建設が予定されています。このプロジェクトによりマニラ市の不動産市場や街の活性化には、今後さらなる発展が期待できると言われています。

・空港から近いエリア
マニラ市内はニノイ・アキノ国際空港からとても近く、車で10~20分ほどです。移動手段としてはタクシー以外に、バスや乗り合いバスのジプニーなども利用することができます。空港からの場合は、定額制のクーポンタクシーも利用可能です。

マカティ市

・治安と経済が安定している
高層ビルが立ち並ぶマカティ市は経済の中心地であり、「フィリピンのウォール街」と呼ばれています。外資系企業も多数進出しており、日本人を含む多くの外国人が滞在しています。世界都市安全性ランキングでは、東南アジアで4番目に治安が良いと認められた都市でもあります。また、マニラMRTのアヤラ駅周辺は広大な商業地となっており、一日中ショッピングを楽しむことができます。

・生活利便性が高いロックウェルエリア

マカティの中心街から車で10~20分ほどの場所には、高級住宅エリアであるロックウェルがあります。このエリアは発展途上国のようなイメージとはかけ離れた景色が広がっており、日本でいう「白金台」や「みなとみらい」などのような街並みで綺麗です。

ロックウェルの高級コンドミニアムの周辺には子供が安全に遊べる広場やショッピングモールなどがあり、生活環境が整っています。このショッピングモールには美容室やフードコート、衣類やブランドショップ、映画館、家電やおもちゃなど、生活に必要なあらゆる店が揃っています。さらに、ロックウェル内の全てのコンドミニアムに繋がる通路があるので、より高い安全性が確保されているところも魅力です。

・交通手段が豊富
ニノイ・アキノ国際空港からは車で30分ほどのアクセス良好な場所にあります。空港からの交通手段はマニラ市と同様にインフラ面がとても整備されており、タクシーやバス、ジプニーなどの利用で移動しやすく便利なエリアです。

ボニファシオ・グローバルシティ地区(BGC)

・都市開発プロジェクトにより急速に発展
ボニファシオ・グローバルシティ(BGC)はマカティ市の隣にあるタギック市内にあり、ビジネス街や高級住宅地として急速に開発が進められている地区です。「フィリピンの近未来都市」と呼ばれており、生活の利便性が高い欧米風エリアとなっています。

外国大使館も多く、日本人を含め外資系企業の駐在員や富裕層などが沢山暮らしています。また防犯設備も整っており、治安の良さはマカティ市と同等レベルです。

・憩いの場としても便利なボニファシオ・ハイストリート
電線は全て地中埋設されており、緑のある広い公園を囲むかたちで、高級コンドミニアムや大手企業ビル、レストランやショッピングモールなどが広がっています。日本で馴染みのあるチェーン店や日本食なども楽しめます。ボニファシオ・グローバルシティ(BGC)のメイン通りである「ボニファシオ・ハイストリート」には多くのショップやおしゃれなカフェなども充実。ストリートアートが施されているオブジェが多いので、のんびり散策するのもおすすめです。

・オルティガスと繋がる橋がある
マカティからは11kmほどのところにあり、渋滞がなければタクシーやバスなどで約30分です。オルティガス地区へは、両エリアを繋ぐカラヤン橋が正式開通したことで、約12分で行き来できるようになっています。

オルティガス地区

・第二の経済中心地
メトロマニラでマカティに次ぎ、2番目に大きい経済の中心地です。マンダルヨン市、パシック市、ケソン市にまたがるエリアで、フィリピンを代表する多くの大企業や銀行などが本社を構えています。

また、フィリピンで人気のBPO(ビジネス・プロセス・アウトソーシング)産業が最も発展しているエリアでもあります。今度ビジネス需要はさらに高まることが予想されており、労働人口の増加とあわせて住宅の需要も増加することが期待されています。

・大型ショッピングモールの密集地
オルティガス地区には、多数のショッピングモールやホテルなどが集まっています。売り場面積が世界で第5位を誇る巨大なショッピングモール「SMメガモール」や、外資系高級ブランドショップが立ち並ぶ「シャングリラ・プラザ」、比較的低価格で大きなフードコートもある「ロビンソン・ガレリア」などバラエティに富んでおり、あらゆるショッピングが楽しめます。

・アクセス性に優れたエリア
空港からのアクセスが良好なエリアで、高速道路スカイウェイを利用するとニノイ・アキノ国際空港までは約15km。渋滞がなければ20~25分ほどで行くことができます。経済中心地であるマカティやボニファシオ・グローバルシティ地区とも近いので、生活の利便性は高いでしょう。

まとめ

マニラ市の世界最大級リゾート施設の開発に伴い、マニラ首都圏は交通面や物流システムが整ってきています。2025年にはフィリピン初の地下鉄やモノレールの開通も予定されており、完成後はメトロマニラのさらなる活気が期待できます。

メトロマニラの中でもエリアによって特徴が少しずつ違います。生活費用の予算や希望の環境など、生活する上で重視したいポイントに焦点を当てると、ご自身の生活に合ったエリアが見つかりやすいでしょう。

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