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- 2021年09月27日
【軽井沢】欧米のエグゼクティブに見る 『軽井沢で別荘』を選ぶ、手堅い3つの理由 VOL.2
リゾート・別荘
「三笠パーク別荘邸宅」
欧米のエグゼクティブは、軽井沢の別荘の『資産価値』をどうとらえていますか。
「国内外に複数別荘や投資物件を所有される方が多いのですが、やはり『豊かな自然が一番の資産価値だ』と彼らは軽井沢を評価します。昨今よく耳にするサスティナブル（持続可能な開発）は世界の富裕層たちがとても重要視することで、各地の高級リゾート地においても、『環境破壊をしていないか』、『その地域らしい持続可能な発展をしているか』といったシビアな目を向けます。この点でも、軽井沢は十分に彼らの感性に沿ったものといえると思います。
たとえば『軽井沢町の自然保護対策要綱』では、できるだけ木々を残す、敷地と境界線に塀を設けない、敷地の最低面積、建蔽率、容積率はもちろん、道路及び隣地からの後退距離、さらには外壁や屋根の色制限、屋根に勾配をつけて軒先を出すことなどが事細かに示されています。
「三笠パーク別荘邸宅」
別荘をこの地で構える彼らは、これらの多岐に渡る規定もさることながら、行政、住民の方、別荘オーナーの方たちが協力してこの住環境を守り続けてきたということ自体に、軽井沢のコミュニティがもつ独自の資産価値を感じているようです。
同じく、軽井沢の歴史ある別荘地のあり方は、欧米の不動産マーケットにある『建物に手を加えて長期的にその価値を高めていく』という意識にもマッチしていると思います」
実際のご案内の現場で、欧米のエグゼクティブらしいと感じたことはありますか。
「はい。実際のご購入価格については先にお話ししたように1～3億円台が中心で、それ以上の5億、10億円以上もご成約いただくなど幅広いですが、海外の高級リゾート別荘に比べると日本はまだまだ割安という感覚をもたれています。グローバルに事業展開されている方が多いので、各国のマーケット動向を把握したうえで日本の不動産を探されているのを感じます。
また、価値があると思った物件には『金額を上乗せしてでも購入したい』という方が少なくありません。オークション感覚ですね。欧米の住宅は、日本のように築年で価値が下がるのではなく、手を加えてその建物の価値をキープし、売却時に利益を出すという文化が根付いています。ですから、不動産を購入する際も同じく、価値あるものにはお金を惜しまず妥協せず、自分たちの理想を手に入れるという意識が強いと思います。
オークションハウス「Sotheby’s」をルーツにもつ、高級不動産仲介ブランド「Sotheby’s International Realty®」
実際に、昨今の品薄状態の影響もあって、他のお客様とバッティングした際には『金額を上乗せするのでなんとかならないか』というオファーを何度も受けました。残念ながら日本は先着順制なのでお応えできませんでしたが……。
また、別荘を売却する際、欧米ではどのエージェントに依頼するかで大きく売却価格が変わります。それは、ある程度横並びの相場観が保たれた日本の比ではありません。
築年が古くても取得時に比べ200％以上の価格アップになることも少なくありませんね。最終的に不動産会社の力がご自身の利益に反映されることを熟知されているので、弊社をご指名いただくように、不動産会社のブランド力やエージェントの目利きのレベルは非常に重要視されます」
銀座オフィスエージェントの浦田美和。外資系企業、中東系航空会社勤務を経て現職
最後に、お客様との印象的なエピソードなどありましたら教えてください。
「現地ご案内の際によく耳にするのが、『軽井沢は私の故郷に似ている。懐かしい』といった言葉です。軽井沢の豊かな自然、朝もやや夕暮れなどに、地元アメリカやヨーロッパでの暮らしを思い起こすようです。ご購入後もご家族で本当にのびのびと仲睦まじく別荘ライフを送られています。
フレンドリーな方ばかりなので、ご購入後も日常の気づきを写真入りで共有いただいたり、『美和はどう思う？』などと意見を求められることもあります。個人的な感想ではありますが、軽井沢を選ばれる方は、合理的でありながらロマンチックな感性を持ち合わせる素敵な方が多いと思いますね。
欧米エグゼクティブのお客様が軽井沢で別荘を選ぶ理由に、自然に恵まれた住環境、そして都心へのアクセスや外国人コミュニティの充実といったいくつかの側面がありますが、軽井沢にはどこか彼らを安心させる要素が複合的に揃っているような気がします」
ありがとうございました。
中央区銀座2丁目にある List Sotheby’s International Realty 銀座オフィス
