- Area Market / 神奈川 / 湘南・葉山
- 2021年11月04日
【三浦半島・葉山】選ばれし『西海岸のゴールデン・ポジション』/葉山エリア不動産マーケット動向
リゾート・別荘
「葉山の御用邸」など、三浦半島の中でも伝統ある別荘文化をもつ「葉山」。海と山の自然に恵まれた土地でありながら、ほかとは一線を画す成熟したエリアです。今回は、『葉山で別荘を所有する魅力』を、マーケット動向とともにList Sotheby’s International Realty 銀座オフィス支店長・福島麦に聞きました。
【CONTENS POINT】
●西向きのゴールデン・ポジション
●富裕層が選ぶのは海なのか、山なのか
●葉山エリアのマーケット動向
また、『葉山の御用邸』など、古くから天皇・皇族、政財界や文化人の別荘が立ち並ぶ土地ですので、ホテルや飲食店、スーパーなどの生活インフラも整っています。特に街全体が醸し出すクオリティの高さは葉山ならではと思います。
たとえば、葉山の食材は『葉山ブランド』と称されたりしますが、これらは単なるトレンドではなく、『御用邸や政財界・文化人を相手に、厳選された上質な食材を提供してきた』という歴史的背景に裏付けされたものです。
『葉山ホテル 音羽の森』、『日影茶屋』もその一端が感じられる老舗です。一方で、森戸海岸におしゃれなバルがあるように、新旧混在しながらこの地ならではの統一感が保たれているのは、『葉山ならではの安心感』といえますね」
どんな理由で「葉山の別荘」が選ばれているのでしょうか。
「歴史ある別荘地ですので、ピンポイントで『葉山』を指定される方は多いです。軽井沢でいうと『旧軽井沢の鹿島エリア』といったような感じで、葉山は別格なところがあります。
『関東圏のオーシャンビュー別荘地』の王道ですので、トレンドにも左右されません。そのため、傾向としては50~60代の方を中心に、いわゆるオールドリッチの方、伝統ある企業や事業を手掛けられている方、文化人やアーティストの方が葉山を好まれます。
また、『葉山インターナショナルスクール』があるので、子どもの入学などで移住される方も少なくありませんね。こちらは定住になりますが、『別荘地の雄・軽井沢』でも風越学園への入学で移住される方もいらっしゃるなど、教育環境を重視して移住される方は年々増えていると思います。
学校という単体の教育の質だけでなく、『豊かな自然も併せ持ったトータルでの教育環境』への注目度は高まっています」
葉山の別荘マーケットについて、相場観と流通動向を教えてください。
「別荘地ではありますが、海沿いのよい立地には商業施設も多く、オーシャンビューの物件量は少ないです。相続などのタイミング、また、別荘であれば5年10年で売買が行われるので、そうしたところを狙って手に入れるのは可能です。
相場は、150坪の土地を購入し、建物を建ててトータル3~5億円といった感じです。既存の建物を購入される場合は、リフォームに2,000~5,000万円程度かけられる方が多いですね。
どうしても今の時期に別荘を手に入れたいという方の場合は、『稲村ガ崎』、『鎌倉山』、そして『秋谷』、『佐島』など、『葉山ホテル 音羽の森』より下の方へと範囲を広げる方もいらっしゃいます。秋谷は防風林がなく目の前を遮ることがないので、『ダイレクトなオーシャンビュー物件』を探すことができます。落ち着いた雰囲気があるのでおすすめですよ」
ありがとうございました。
文責:Exceptional Life編集部
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※情報は10月31日時点のものです。お問合せ時に掲載内容(金額等)が変更されている場合がございます。その場合は変更後を優先いたします。掲載内容は予告なく変更になることがございますのであらかじめご了承ください。