【ニセコ】実は少ない『スキーIN・スキーOUT』の探し方／海外投資家が注目する５つのコンドミニアム　VOL.２

「『MUWA NISEKO（ムーワ　ニセコ）』という、2023年竣工予定の高級コンドミニアムですね。

この物件は、『スキーイン・スキーアウト』のお部屋が12部屋あります。しかも、お部屋（テラス）からすぐ『ニセコマウンテンリゾート グラン・ヒラフ』※のゲレンデにアクセスできるという、非常に便利な立地です。羊蹄山の眺望などラグジュアリーな魅力ある物件ですが、最大の魅力がこの『スキーイン・スキーアウト』です。

1階と2階にある一部『スタジオタイプ』と『2ベッドルームアパートメント』から、直接ゲレンデにアクセスすることができますよ。

非常に貴重な立地なのですが、日本のスキーリゾート地でここまでの『スキーイン・スキーアウト』物件があることは、意外と富裕層のお客様でもご存知ないことが多いです。

また、MATIÈはひらふの中心街に歩いて行けるので、レストラン・カフェやバーなどで『アフタースキー』を愉しめます。『スキーイン・スキーアウト』も最大の魅力ですが、この利便性もニセコ滞在において大きな魅力です。

ちなみに『ひらふ』はニセコの繁華街で、外国人観光客が多いこともあって、街に英語表記が多く見られるグローバルなエリアです。山小屋のようなレストランで地元の美味しい野菜や肉を食べたり、温泉を愉しんだりと、ウィンタースポーツをしなくても満足できる観光地です」

「足元から天井まで境目のない1枚ガラスとなった『フルウインドゥ』や、天然温泉インフィニティバスなど、大自然との融合を重視した設計プランニングは注目です。また、海外ユーザーが多いことも意識し、『和風建築様式』を取り入れた建物と、さらに『西洋の家具』を取り入れた『和洋折衷の空間』は非常にデザイン性が高いと思います。

もちろんオーナーズラウンジやデリ、温泉、スキーショップやスキーバレーサービスなど長期滞在のサポートも充実しています。

また、韓国の財閥ハンファ（Hanwha）グループによる日本初のコンドミニアムという点も注目です。ハンファは、1952年創業、「製造・建設」「金融」「サービス・レジャー」などを主軸に、韓国内76以上の関連会社をもち、世界350以上のグローバルネットワークをもつ韓国トップ10企業のひとつです。今回、その関連企業のひとつである「ハンファホテルズアンドリゾート」が、北海道ニセコ進出ということで、各方面からの注目が集まっています。また、設計は日本で歴史のある建築設計事務所「日建設計」です」

【物件概要】

MUWA  NISEKO／ムーワ ニセコ

■所在地：北海道虹田郡倶知安町

■総戸数：113戸／6店舗（予定）

■竣工：2023年10月予定

※オーナー様は、通年利用可能なセキュリティ完備のオーナー専用倉庫並びにオーナーズラウンジをご利用いただけます。

※物件ならびにホテルプログラムなどの詳細は、List Sotheby’s International Realty 東京オフィスまでお気軽にお問合せください。

「日本のお客様はもちろんですが、ニセコは独自のグローバルマーケットが形成されているので、海外のお客様からのお問合せも多いです。香港、シンガポールといったアジア圏の方が多く、大半が投資目的の富裕層の方です。雪のないアジアの国々では、スキーはラグジュアリースポーツとして位置付けられている側面もあります。

すでに購入されているアジアのオーナー様は、スキーだけでなく、夏の避暑地としてニセコで過ごされていますよ」

「メディアでもよく取り上げられていますが、倶知安町の山田という地域の路線価上昇率は全国1位で、コロナ禍の影響が各地で見られるなか2021年でも20％を超える上昇率でした。ちなみに2020年は50％以上の上昇率で、6年連続全国1位です。コロナ禍の影響はあるものの、アジア系の投資熱は続いていて、マーケット相場にも影響を与えています。

コンドミニアムは、年々進む開発の大型化とラグジュアリー化によって、新築は1億円以上から５億円の間のものが多いです。既存のコンドミニアムは、数年前ワンルームタイプの２,000万円程度のお部屋が今では2倍以上、ペントハウスや高額帯の物件は3倍以上というのも珍しくありません。

ただ、グローバルな視点で見ると、弊社ではフランスやアメリカ、カナダのスキーリゾートもご紹介できますので、それらの10億円以上や、１週間1,000万円程度のレンタルといった次元に比べると、ニセコの物件はかなり割安感があります。情報交換をしている中国の富裕層の方々も、世界のスキーリゾートに比べると断然安いとおっしゃっていましたね」

「やはり海外のお客様の動きですね。冬季シーズンの観光客の8割以上が外国人ともいわれ、内訳は香港、シンガポール、オーストラリア、アメリカ、中東エリアなどが上位を占め、ニセコエリアに来ていた外国人は平成13年（2001年）には約1万人泊でしたが、2014年には昨年が51万人泊といわれています。2020年は、コロナの影響で利用者人数は大幅に減りましたが、2021年からもち直していると聞いています。

また、来年は『2022年北京冬季オリンピック』もあり、中国をはじめとしたアジア各国のスキー人口が増えてくると思います。『2018年中国スキー産業白書』（『2018中国滑雪产业白皮书』）では、2000年、50か所だったスキー場が、2018年には約740か所へ、そしてスキー人口は延べ30万人から2,000万人をはるかに超えたといいます。現在、中華圏の方がすごく多いというわけではないのですが、今後はぐんと伸びで来るのではないでしょうか。

それに伴いマーケット動向も大きく変動するので、早めにニセコマーケットの情報収集だけでもしておくのがおすすめです。