アジアコラム
COLUMN
タイの首都バンコクで日本人が暮らしやすいエリアとは?
世界に親日家が多い国は沢山ありますが、特に親日国家として有名なのがタイ。タイの首都バンコクには数多くの日本人が住んでいることもあり、馴染みやすい環境のエリアがいくつもあります。
本記事では、中でもより日本人が暮らすのにおすすめなエリアをご紹介。日本人街が多く、一大商業エリアや高級住宅エリアが集まるスクンビットエリアのトンロー・プロンポン地区や、日本を含む多くの外資系企業が集結するサトーンエリアなどが特におすすめですよ。
日系施設が集中しており、日本人にとっては非常に暮らしやすいエリアです。中には日本人を対象にした物件や日本人専用窓口を設けている病院もあります。多くの日本人や欧米人、富裕層の現地人などが暮らしており、治安も良好です。
・優雅でお洒落に暮らせる街
日本でいう代官山や表参道のようなエリアです。お洒落でセレブな雰囲気が漂っています。メインのトンロー通りには話題のレストランや様々なスーパーマーケット、高級ブランド店などが立ち並んでいます。バーやクラブも栄えており、昼夜問わず活気に溢れている街です。
駅から徒歩15分ほどのところには“トンローの裏庭”をコンセプトにしたコミュニティモール「Commons」があります。緑や木材など自然志向でお洒落な造りとなっており、飲食店の他に子供の遊び場やイベントスペースなどもあり大人から子供まで楽しめる商業施設です。週末にはタイ全土から人が遊びに来るほどの人気スポットですよ。
・日本食店が最も集結している
非常に沢山の日本食店が集まっている日本人街として有名なエリアです。日本村モールと呼ばれる商業施設にはレストランや居酒屋、焼き肉店など色々な日本食店が入っており、日本語が通じる店も多いです。
また、日本村モールのすぐ側には日本生鮮卸売市場(トンロー日本市場)があります。ここでは日本から直輸入された新鮮な和牛や魚、野菜や果物などが売られており、馴染みのある食材を入手することができます。タイ初出店となった総合アミューズメントモール「ドンドンドンキ」1号店があるのも、トンローエリアです。
BTS高架鉄道プロンポン駅を中心に、ショッピングモールや医療機関、飲食店などが栄えており、交通網の中心地サイアムまでは電車で8分のところにあります。利便性が高く、多くの日本人も暮らしているため、生活しやすいエリアのひとつです。
・最も多くの日本人が住んでいるエリア
昔から日本人の駐在員が沢山暮らしており、スクンビットエリアで最も日本人居住率が高い地区と言われています。それに伴って、日系店や日本食店、高級コンドミニアムなども幅広く揃っています。日本人にお馴染みの銭湯もありますよ。日本食店に関しては日本国内でもよく目にするような店も多く点在しており、日本食に困ることはないでしょう。駅近くにある「フジスーパー」は、日本と変わらない品揃えが魅力の日本食材店。このフジスーパーはトンローエリアにも店舗があり、日本人御用達の人気店です。
・ランドマーク的存在である「エンポリウム」が駅直結
バンコクで非常に有名なショッピングモール「エンポリウム」がBTS高架鉄道プロンポン駅のすぐ近くにあります。衣料品、スポーツ用品から家電まで幅広く取り扱っており、カフェやレストランの他に映画館もあるので日々多くの人が訪れます。
トンローやプロンポンに次いで、日本人の居住率が高いエリアです。富裕層の別荘地として人気があった歴史もあり、緑豊かで落ち着いた雰囲気があります。夜には若者や外国人がディスコやカラオケ、バーを楽しみに集まる一面もあります。
・日本のライフスタイルをコンセプトにした駅直結モール
BTS高架鉄道エカマイ駅に直結して「ゲートウェイエカマイ」というショッピングモールがあります。このショッピングモールは日本のライフスタイルをコンセプトにしており、日本で馴染みのある生活用品店や飲食店、おもちゃ屋などが数多く出店しています。この他にも日系店も入っている複合施設「パークレーン」や、生活に必要なあらゆるものが揃う「ビッグCエカマイ」など、日常使いに役立つ商業施設がいくつもあり便利です。
・子連れファミリーも暮らしやすい
エリアの徒歩圏内に幼稚園や保育園などの教育施設があり、日本人学校のスクールバスの停車区域でもあります。そのため、子育て中のご家族でも暮らしやすい街といえるでしょう。また、BTS高架鉄道エカマイ駅の近くにはバンコク東バスターミナルがあり、ここからパタヤやサメット島などのリゾート地へバスが発着しています。海近くの行楽エリアへのアクセスも良好で小旅行や休日のおでかけもしやすいですよ。
国際的なビジネス街でありながら、静寂を味わえる緑豊かな公園もあります。地下鉄や鉄道とのアクセスの良さや、生活に必要な施設の充実、冠水被害の少なさなど、魅力が多いエリアです。日本で暮らすよりもお金をかけず、より優雅に暮らしたい方におすすめです。
・冠水被害が少なく、アクセス良好
タイでは珍しく冠水被害が少ないエリアのため、多くの外資系企業が立ち並んでいます。バンコク最大のオフィス街で、15か国の大使館や多くの日系企業などが集まっており、日系店や日本食店も充実。中心部にあるサトーン通りは複数の主要道路を結ぶ大通りで、各方面へのアクセスが良好です。
BTS高架鉄道チョンノンシー駅には専用道路のあるBRT高速交通バスの停留所もあり、ラマ3世通りなどを経由し、ラチャプルック駅までの全12駅を結んでいます。深刻な渋滞が起こりやすいビジネス街ですが、BRT高速交通バス路線エリアであれば渋滞を避けて移動することも可能です。
・心地よく生活できる環境が整っている
オフィス街である一方で、ハイクラスの物件が多い高級住宅地でもあります。昔は路面店や屋台が多い街でしたが、2009年頃から住宅開発が進んでおり、さらに病院や学校、ショッピングモールなど生活に必要な施設が揃っていることもあり、立地の良さに注目が集まっているエリアです。
また、バンコクで最大級の緑地であるルンピニー公園もあります。日比谷公園の約2倍の広さがあり、様々な動物や植物を見ることができます。特に野鳥は30種類以上生息しているため、バードウォッチングエリアとしても有名です。高齢者クラブや図書館など施設も多く、ビジネス街の憩いの場となっています。
多くの日本人が暮らしている場所は日系のお店も集まりやすく、暮らしやすい環境が整っています。生活する上で必要な施設が揃っているかも重要なチェックポイントです。日本人が沢山暮らしているのはスクンビットエリアですが、雨季に各方面で必ず起こる冠水被害をなるべく避けたい場合はサトーンエリアを選ぶのも良いでしょう。
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