アジアコラム
COLUMN
タイのおすすめビーチリゾート6選 ―世界に愛される人気リゾート地の魅力―
日本からタイの首都バンコクまでは飛行機で5～6時間ほど。近場で物価も日本や欧米より比較的安いので、観光やビジネスでタイに訪れる人は多く人気があります。
一方で、タイは美しい自然や海に囲まれており、ビーチリゾートの宝庫でもあります。魅力的なビーチリゾートが数多く点在しているので、どこへ行こうか迷ってしまう方も多いのではないでしょうか。本記事では、特におすすめのビーチリゾートを厳選して紹介します。
白い砂浜とエメラルドグリーンの海に囲まれており、「アンダマン海の真珠」と称されているブーケット島。バンコクから飛行機で1時間半弱のところにあり、世界有数のリゾート観光地で人気が高い島です。
この島にはきれいなビーチが数多くあります。最もにぎやかなパトンビーチではジェットスキーやバナナボートなどマリンスポーツが充実しており、一年中楽しむことができます。砂浜を歩くとキュッと音が鳴る“鳴き砂”が特徴のカロンビーチは高級ホテルの側にあり、比較的静かにゆったりと過ごせます。他ビーチよりも白い砂が特徴のカタビーチや、ビーチの両側にある山から景色を楽しめるナイハンビーチは、それほど広さはありませんが落ち着いた雰囲気で、プライベート感を求める方におすすめです。
ビーチの他に、夜は歩行者天国になる歓楽街「バングラ通り」やレトロな街並みでインスタ映えスポットとしても人気のある「プーケットタウン」など、プーケット島には街歩きしても楽しめる魅力もありますよ。
タイで3番目に大きく、ココナッツの木で覆われたリゾート地です。別名ココナッツ・アイランドと呼ばれており、島面積の3分の2はココナッツの木が占めています。ココナッツの木よりも高い建物の建設は禁止されており、自然との調和やリゾートらしい景観が保たれています。
プーケット島と並ぶくらい知名度のあるサムイ島は、バンコクから国内線で1時間ほどのところにあります。サムイ空港から車で5～10分程度走ると、サムイ島内で一番人気のあるチャウエンビーチに辿り着きます。約7km続く白い砂浜と遠浅の海で、子供連れのファミリーにもおすすめ。ビーチ周辺には高級ホテルから低価格帯の宿泊施設、レストランやショップ、大型ショッピングセンターなど商業施設も豊富に揃っています。
その他にも、生きたサンゴ礁が楽しめるラマイビーチや、サンセットビーチと呼ばれるタリンガムビーチなど、魅力的なビーチが点在しています。
バンコクから車で約2時間のところにあり、シャトルバスが数多く走っていたり定額制タクシーも沢山あったりと、アクセス良好で日帰りもできる人気のリゾート地です。パタヤを代表するパタヤビーチや、透明度が高く比較的ゆったり過ごせるジョムティエンビーチ、ホテルやコンドミニアムに隣接するプライベート感が強いウォンガマットビーチなど、様々なビーチが楽しめます。
パタヤではジェットスキーやバナナボートなどのアクティビティが盛んで、一年中マリンスポーツを楽しむことができます。また、ショッピングモールやレストラン、アミューズメントパークやゴルフなど、海以外でも楽しめるスポットが多い場所でもあります。ビーチで疲れた身体を癒せるマッサージ店も数多く点在していますよ。
多彩な楽しみ方を選べるリゾート地なので、ビーチ以外にも色んな体験をしたい人や子供連れのご家族にもおすすめです。
王室の保有地として古くから発展してきたホアヒンのビーチは、エンジン音のするマリンスポーツは禁止しており、付近に高級ホテルが建ち並んでいるロケーションのため、静かで上品な空気が漂っています。海沿いでは乗馬を体験することができ、ビーチでの乗馬はホアヒン名物のひとつとなっています。
バンコクからは車で約3時間、バスや鉄道なども通っておりアクセスしやすいビーチです。日中はビーチにきれいなパラソルが開かれ、海水浴に多くの人が訪れます。ビーチサイドにはお洒落なカフェもあるので、バンコク周辺でちょっとしたビーチリゾートを味わいたい時にもおすすめです。
タイで最も美しい鉄道駅で王族御用達のホアヒン駅やクーハーカルハット宮殿など格式高い雰囲気が味わえる一方で、ローカルな食事処やお土産店が並ぶナイトマーケットやショッピングモールもあり、行楽地らしい楽しみ方ができる一面もあります。
プーケット島から約50kmのところにあり、6つの島で構成されたリゾート地です。島のひとつであるピピ・レイ島は、ハリウッド映画の舞台になったことで一躍有名となりました。海の透明度が高く、秘境感漂う美しい島です。
サンゴ礁とエメラルドグリーンの海に囲まれたピピ島はダイビングやシュノーケリングスポットとして人気があるほか、ボートで大自然の壮大な景色を楽しめるアイランドホッピング名所としても盛んです。
ピピ島唯一の有人島で一番大きなピピ・ドン島には、きれいなビーチがいくつかあります。中でもローダラムビーチは、島の玄関口であるトンサイ港から歩いてすぐのところにあり、アクセスは良好。広く遠浅が続く海で、波も穏やかなビーチです。高級ホテルからリーズナブルな宿泊施設まであり、滞在して満喫することも可能です。
石灰岩の岸壁と熱帯ジャングルに囲まれたクラビは、美しいエメラルドグリーンの海と広大な自然の絶景が楽しめるリゾート地。クラビ周辺には130以上の島があり、船を利用して島々の間を移動します。複雑な地形で多くのビーチは陸路から離れているため、手付かずのまま自然が残されている特徴があります。
クラビのビーチではモーターを使用するスポーツは原則禁止です。大自然の静寂が守られているため、穏やかなリゾートライフを満喫することができます。クラビ周辺の島々の大自然が見られるアイランドホッピングツアーや、カヌーやシュノーケリングのようなマリンスポーツなど、海を満喫できるアクティビティも充実。ロッククライミングの聖地としても世界的に有名で、初心者からベテランの方まで、経験に合わせてコースを選んで楽しむことができます。
また、数多くの温泉があるのもクラビの魅力のひとつ。特に天然の滝湯が楽しめるジャングル温泉「クロントム温泉」や透明度の高い巨大な天然露天風呂「エメラルドプール」は人気の観光スポットです。ビーチで遊び疲れた身体を温泉に浸かって癒すことができるのは嬉しいポイントですね。
数多いビーチリゾートの中でも、定番や穴場、賑やかな場所や落ち着ける場所など、特徴や魅力は様々です。本記事では定番のビーチリゾートを紹介しましたが、ダイビングスポットとして人気のタオ島や、娯楽施設がなく静かに楽しめるサメット島など、穴場で魅力的なビーチリゾートも多いです。ビーチリゾートによって楽しめるアクティビティが違うので、目的や好みに合わせて選んでみましょう。
世界中の人々を魅了するタイのビーチリゾートで、日本では堪能できないリゾート体験をぜひ満喫してみてくださいね。
