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- 2021年09月27日
「トムソーヤーの冒険」の作家が暮らした邸宅 /アメリカ合衆国コネチカット州『ストームフィールド』
海外
世界70か国以上に広がる高級不動産仲介ブランド「Sotheby’s International Realty®」では、歴史ある邸宅や、著名なオーナー所有の特別なレジデンス、お城や島、ワイナリーなど、心揺さぶる美しい不動産を幅広く取り扱っています。
今回は、アメリカの世界的に著名な作家「マーク・トゥエイン」こと、サミュエル・ラングホーン・クレメンズが晩年暮らした邸宅をご紹介します。
トーマス・エジソンが撮影した1909年のフィルム画像も必見です。
「マーク・トゥエイン」の人生が詰まった、最後の邸宅
「トム・ソーヤーの冒険」や「ハックリベリー・フィンの冒険」を世に送り出し、マーク・トウェインの名で知られる作家、サミュエル・ラングホーン・クレメンズ(1835年-1910年)。彼が1908年から1910年の最期までを暮らした、コネチカット州レディングの邸宅『ストームフィールド』がWilliam Pitt Sotheby’s International Realty®を通じて売りに出されました。
担当エージェントLaura Freed Ancona(ローラ・フリード・アンコーナ)はコメントしています。「“プライスレス”と表現するのがもっとも相応しい邸宅。彼が歩いた道を歩き、見た景色を実際に眺め、同じ空間で談笑したり食事をしたりできる素晴らしい体験は、ほかで得ることはできません」。
そして、1909年、トーマス・エジソンが、まさにこの邸宅で撮影したフィルム画像が残っています。邸宅を案内するクレメンズの姿、娘たちと談笑する姿を見ることができます。ちなみに、建物の『ストームフィールド』という名称は、彼の短編小説『Captain Stormfield’s Visit to Heaven』(ストームフィールド船長の天国訪問記抄)に由来します。
現オーナーが語る、著名な物件だからこそ得られる特別な価値
現在のオーナーは、マーク・トウェインに関心をもち、魅了されたご夫妻です。
「マーク・トウェインが楽しんだように、私たちも屋根付きのポーチや裏のパティオで読書をしてリラックスしたり、団らんを楽しんだりしています。彼に思いを馳せながら暮らすのはとても楽しいものです」。
さらに、「過去20年以上にわたり、何十人ものマーク・トウェイン研究者や愛好家と交流する機会に恵まれました。それはやりがいと学びある、貴重な体験でした。ここに住んでいると、たちまち豊かなマーク・トウェイン・コミュニティの一員になることができますよ」と、この邸宅だけがもつかけがえのない価値を語ります。
【コネチカット州】
アメリカ北東部、ニューイングランド地方の南に位置。ニューヨーク州、ボストンがあるマサチューセッツ州に隣接し、ビジネス、教育レベルが高いエリアです。アメリカの名門私立大学8校からなる「アイビーリーグ」に所属し、アメリカで3番目に古い歴史をもつイェール大学などがあり、世界有数の大学街を形成。
州名の由来は、先住民族のアルゴンキン族の言葉で、「長い川に沿った」という意味の「Quinatucquet」の英語表現といわれます。日本の緯度は青森県とほぼ同じで、夏は涼しく冬は寒い気候。内陸部には豊かな森林、湖沼、河川などが息づき、美しい景観が広がります。
文責:Exceptional Life編集部
アメリカ合衆国コネチカット州の不動産
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