世界70か国以上に広がる高級不動産仲介ブランド「Sotheby’s International Realty®」では、歴史ある邸宅や、著名なオーナー所有の特別なレジデンス、お城や島、ワイナリーなど、心揺さぶる美しい不動産を幅広く取り扱っています。

今回は、アメリカ合衆国「Mott & Chace Sotheby’s International Realty」のThe Blackstone Team（ザ・ブラックストーンチーム）が取り扱う、『アメリカで最も有名なお化け屋敷のひとつ』といわれる邸宅『1677 Round Top Road』をご紹介します。

※記事の最後に動画を掲載しています。

2013年に公開されたホラー映画「The Conjuring」（邦題：『死霊館』）のもとになったアメリカ合衆国ロードアイランド州の「幽霊屋敷」が、120万ドル（約134,304,400円）で売りに出されました。

8.5エーカーの土地に建つ3,109平方フィートの邸宅は、『アメリカで最も有名なお化け屋敷のひとつ 』といわれています。

「1800年代、この邸宅にバテシバ・シャーマンが暮らしていた時に怪奇現象が起こるようになったといわれ、今日に至るまで数えきれないほどの『科学では解明できない現象』が報告されています。この邸宅で起きた背筋が凍るような出来事は、本、映画、テレビ番組など、何十ものメディアで紹介されました」（Mott & Chace Sotheby’s International Realty談）。

映画「The Conjuring」では、1974年にとある事件が起こった後、価格の下がったこの邸宅を購入した家族に起こった出来事をモチーフにしているといいます（撮影自体は別の場所で行われています）。また、米国の心霊現象研究家ウォーレン夫妻が検証した怪奇現象で、悪霊払いを行った邸宅としても広く知られています。

現オーナーは、宿泊体験や超常現象イベントの運営などを行っているそうです。

超常現象の研究者やゴーストハンターへの『ワンナイトでの貸し出し』、『ツアー』、『ライブストリーム』など、オーナーが手掛ける企画は多岐にわたります。

オーナー夫妻は『ウォールストリートジャーナル』の取材で、こう語っています。

「購入後、すぐに霊のいる部屋には入らず、階下の小さなベッドで4か月間過ごしました。霊に敬意を払いたかったのです。しばらく経った頃、全身が黒い、影のようなものがドアの隙間にいるのが見えました。それは私たちをのぞき込んでいるようでした。悪意があるよりは好奇心をもって見ているという感じがしました」

それから何度も霊とコンタクトをとったそうです。